Tuesday, July 05, 2016 11:15 AM

錦織、左脇腹痛で途中棄権 土居、ケルバーに敗れる

 テニスのウィンブルドン選手権第8日は4日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス4回戦で世界ランキング6位の第5シード、錦織圭(日清食品)は第9シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦、第1セットを1-6で落とし、第2セットが1-5となったところで左脇腹痛のため途中棄権した。

 2014年の全米オープン決勝で敗れたチリッチに対し、錦織は序盤からサーブを全力で打てずに一方的な展開となった。昨年のウィンブルドンも左脚のけがのため2回戦を棄権。2年続けて不本意な形で大会を終え、日本男子で1995年の松岡修造以来の8強入りを果たせなかった。

 女子シングルス4回戦では土居美咲(ミキハウス)が1月の全豪オープン覇者で第4シードのアンゲリク・ケルバー(ドイツ)に3-6、1-6で屈した。シングルスの日本勢は全て敗退した。(共同)