Thursday, December 22, 2016 10:23 AM

テロ現場のXマス市場再開 ベルリン中心部、3日ぶり

 トラックが突っ込み多数の死傷者を出した19日のテロ現場となったベルリン中心部のクリスマスマーケット(市場)が22日、テロから3日ぶりに再開した。早期に正常化することでテロに屈しない姿勢を示す狙いで、以前のにぎわいを取り戻した。

 クリスマス市場は観光名所カイザー・ウィルヘルム記念教会を囲む広場や歩道が会場で、クリスマス飾りや菓子などを売る木造の露店約100軒が並ぶ。トラックが突っ込んだ現場一角の立ち入り禁止も解除され、順次店が開かれた。

 焼き栗を売るフランク・ブルケルトさん(49)は「クリスマス市場は人と人が出会い、人情やつながりが示される場だ。今こそ必要なんだ」と話した。(共同)