Thursday, December 22, 2016 10:23 AM

1人当たりGDP世界20位 15年日本、円安が影響

 内閣府は22日、2015年の日本の1人当たり名目国内総生産(GDP)がドル換算で3万4522ドルとなり、経済協力開発機構(OECD)加盟35カ国中20位だったと発表した。14年の19位から後退した。14年と比較して円安が進んだことが影響した。

 円ベースでは417万8000円と前年比3.4%増だったが、ドルベースでは9.6%減と大きく落ち込み、昨年20位のイスラエルに抜かれた。

 OECD加盟国中で1人当たり名目GDPが最も大きいのはルクセンブルクの9万9900ドル。米国は5万6100ドルで5位、英国が4万3900ドルで11位、韓国は2万7200ドルで22位だった。(共同)