Thursday, December 22, 2016 12:41 PM
イランに100機売却 エアバス、契約額180億ドル超
欧州航空機大手エアバスは22日、国営イラン航空に旅客機100機を売却する契約を同社と締結したと発表した。核兵器開発疑惑に伴う対イラン制裁が1月に解除されて以降、大手ボーイングに続くイランと欧米企業との大型契約。ダウ・ジョーンズ通信によると、契約額は180億ドル（約2兆1000億円）超に上る。
トランプ次期米政権が対イラン政策を強硬化させるとの観測も浮上する中、欧米諸国とイランとの経済的な結びつきは逆に強まっている。
エアバスによると、来年初めにも機体の納入を開始。イランの旅客機は過去の制裁による影響で更新が進んでおらず、同社のブレジエ最高経営責任者（CEO）は「航空業界の近代化のための重要な第一歩になる」と強調した。（共同）
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