Thursday, January 05, 2017 12:08 PM
「家庭を明るくする」ロボットが登場〜メイフィールド、予約受け付けを開始
メイフィールド・ロボティクス(Mayfield Robotics、カリフォルニア州レッドウッド・シティー拠点)は3日、同社初となる家庭用ロボット「クーリ(Kuri)」の米国内購入予約受け付けを開始した。価格は700ドル。
ベンチャービート誌によると、クーリは執事(アシスタント)機能と接続型機器向けモバイル・ハブ機能を一体化したもので、家族の一員として家庭に溶け込むロボットを念頭に設計された。
クーリは、周囲の様子を認知して自律移動し、「家庭を明るくする個性」(メイフィールド・ロボティクス)を備えたのが特徴。雪だるまのような筐体で、利用者が呼ぶとそのうしろを追って移動する。
クーリは、1080pのカメラや、4つのマイクロフォン・アレイ、デュアル・スピーカー、ワイファイおよびブルートゥース接続機能、障害物を避けるための検知器を搭載している。特定の動作を行えるようプログラム可能で、IFTTT(If This Then That)制御にも対応する。
大きさは、重さ約14ポンド(約6キログラム)、高さ約20インチ(約50センチメートル)。
利用者が必要に応じて駆動させる従来型のロボットと違って、クーリは家のなかを自由に移動し、子どもと遊んだり音楽を再生したり、オーディオ本を読み上げたり、照明を消したり、さらには「きょうの天気は?」といった質問に答えたりといったコミュニケーション機能を備える。内蔵カメラを家庭内モニターとして使うことも可能だ。
クーリは電池と充電ドックの両方を内蔵。iOSおよびアンドロイド用アプリケーションで各種の設定が可能。