Wednesday, July 13, 2016 11:01 AM

サーフェスをサービスとして企業に提供へ〜マイクロソフト、IBMらとも提携

 マイクロソフト(Microsoft)は12日、自社製タブレットのサーフェス(Surface)を企業市場向けに販促するために、サーフェス・アズ・ア・サービス(Surface as a Service)と銘打った売り込み作戦を発表した。

 テッククランチ誌によると、同販促は、オフィス365とウィンドウズ10を同梱してサーフェスをリースすることで、企業が、最新のタブレットを手ごろ価格で常時利用できるようにする。

 マイクロソフトは、サーフェスが過去1年間に企業市場で利用者数を伸ばしている、と報告している。同社によると、以前は年間10億ドルを売り上げていたが、過去1年には四半期に10億ドルに伸ばしている。

 マイクロソフトはサーフェス・アズ・ア・サービス作戦に加えて、IBMおよびブーズ・アレン・ハミルトン(Booz Allen Hamilton)との提携も結んだ。

 IBMはそれを受けて、業界特化型仕様のサーフェスを提供する。たとえば、金融サービス会社向けや消費者用品メーカー向けに、サーフェスの機能とソリューションを整備したサーフェスを供給する。

 一方、ブーズ・アレンは、サーフェスを土台にした業務用ソリューションの統合業社となり、顧客企業にそれを推奨していく。

https://techcrunch.com/2016/07/12/microsoft-debuts-surface-as-a-service-program-aimed-at-getting-devices-into-the-enterprise/