Wednesday, April 19, 2017 10:15 AM

車載ソフトウェアの開発を大幅に簡便化

 独コンチネンタル傘下の車載ソフトウェア開発会社エレクトロビットは、車載ソフトウェアの開発時に実行環境でのシステム動作を簡単に検証できるカスタマイズ可能ツール「EBソリス」を発表した。

 同社によると、自動車メーカーやサプライヤーはソフトウェアの開発期間やコストの削減が可能となり、バグも簡単に修正でき、最終商品が問題なく機能することを確認できる。

 EBソリスは、ソフトウェア・コンポーネント群がどのように相互作用するかを視覚化し、ソフトウェア・アーキテクチャーに対する実行時の動作をリアルタイムで監視できるようにした。大規模の動作データに関する収集、集計、対応、視覚化するためのツールにもなる。

 以前にはEBレースとして知られていたEBソリスは、永続的なKPI(Key Performance Indicator)測定の継続サポート機能が追加されている。また、強力な

API(application programming interface)を備えたスクリプト・エンジンも組み込まれている。その結果、データ処理能力が格段に向上し、より効率的なデータ分析が可能になった。