Friday, April 17, 2026 7:22 AM
ステランティス、急回復〜1-3月期、事業再生戦略が成果
ステランティスの2026年1〜3月期の世界出荷台数は12%増の136万台となった。
オートモーティブニュースによると、アントニオ・フィローザCEOの事業再生戦略が成果を出し始めている。北米が17%増の37万9000台と、増加を牽引した。「ラム」トラックにV8ヘミエンジンを再導入し、ラインアップの空白を埋めた結果、北米での出荷台数(ディーラーへの納車台数)が急増した。
欧州での出荷台数は12%増の63万7000台となり、「フィアット・グランデ・パンダ」や「オペル/ヴォクソール・フロンテラ」といった低価格モデルが牽引した。スマートカー・プラットフォーム車の出荷台数は85%増となり、4万8000台増加した。ステランティスの中国における合弁パートナーであるリープモーターも、主要なけん引役となった。リープモーターの販売台数は、2025年同期の約5000台に対し、当四半期は約2万7000台に増加した。
ステランティスはここ数カ月、一部の市場で在庫削減のため価格を大幅に引き下げている。フランスではプジョーの完全電気式小型ハッチバック「e-208」が頭金なしで月額150ユーロのリース契約が可能となっている。ロイターによると、同社は販売台数を増やすため、利益率の低いフリート販売にも注力している。
ステランティスの出荷台数は23年比で10%の減少だが、24年の水準(133万5000台)に戻った。全地域で1〜3月期に増加が見られた。ラテンアメリカでの出荷台数は4%増の21万9000台、中東・アフリカへの納入台数は11%増の11万1000台、アジア太平洋地域への納入台数は15%増の1万5000台となった。