Monday, July 10, 2017 10:43 AM

エヌビディアとバイデュ、人工知能で提携

 米グラフィクス・チップ大手のエヌビディア(Nvidia)と中国ウェブ・サービス最大手のバイデュ(Baidu、百度)は先日、クラウド・アプリケーションや自動運転車、学術研究、そして家庭向けに人工知能技術を共同開発する業務提携に合意した。

 テッククランチ誌によると、両社の提携は、消費者向けモバイル端末を介してそれらの技術を手軽に使えるようにするソリューションとプラットフォーム、そして生態系の開発および構築を図るものだ。

 人工知能事業の強化を最優先事項に位置づけるエヌビディアにとって、バイデュとの提携はこれまでの最大とみられる。

 バイデュは、エヌビディアのヴォルタ(Volta)GPU(graphics processing unit)をバイデュ・クラウドに搭載し、また、エヌビディアのドライブPXをバイデュの自動運転車事業に採用する。

 ドライブPXは、自動運転車向けの公開型人工知能電算プラットフォームで、エヌビディアが推し進める人工知能と自動運転技術開発の中核事業。

https://techcrunch.com/2017/07/05/nvidia-and-baidu-team-on-ai-across-cloud-self-driving-academia-and-the-home/