Thursday, August 03, 2017 10:19 AM
XLハイブリッズのHV改造システム利用者増加
動力システム開発のXLハイブリッズ(XL Hybrids、 マサチューセッツ州)では、「XL3ハイブリッド・エレクトリック・ドライブ・システム」の利用客が増えている。
グリーン・カー・コングレスによると、XL3は化石燃料車をエンジン/電動のハイブリッド車(HV)に改造できるアップフィット・ドライブ・システム。搭載した車は二酸化炭素(CO2)の排出量を20%削減でき、燃費は最大25%向上する。
自治体ではカリフォルニア州ロングビーチとミネソタ州ダコタ郡が公用車にXL3を新規導入したほか、すでに導入していたボストンは追加注文した。大学では、コロンビア大学が新たに導入し、イェール大学とハーバード大学が追加注文した。
娯楽施設のザンテラ・パークス・アンド・リゾーツも、マウントラシュモア国立記念公園とロッキーマウンテン国立公園の車両にXL3を使い始めた。商用車では、カナダのビア・ストア傘下ドラフト・サービシズやマサチューセッツ州の精肉販売業者ウォルデン・ローカル・ミートが新たに導入、電力会社のリバティ・ユーティリティは追加注文した。
これらの業者・団体は、フォードの商用バン「トランジット」や送迎用バン「Eシリーズ」、GMの貨物用バンや送迎用バンなどさまざまなタイプの車両にXL3技術を搭載している。北米のXL3搭載車両はすでに数千台に上り、コカコーラ、ペプシコ、フェデックスなどが最大顧客となっている。
【http://www.greencarcongress.com/2017/07/20170724-xlhybrids.html】