Tuesday, August 15, 2017 10:03 AM

独PWO、eモビリティ分野を強化へ

 ドイツの自動車部品メーカー、プログレス・ヴェルク・オベルキルヒ(Progress-Werk Oberkirch=PWO)は、軽量部品を通じてプラグイン・ハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)などeモビリティ分野を強化する。

 PWOはプレスリリースで、EVの台頭とともに自動車に快適さと安全を求める傾向はますます強くなると指摘し、それこそが同社のeモビリティ分野の主な目標になると表明した。同社は2018年、一連の軽量スチール部品の生産を開始する予定で、これらが従来のアルミニウムとプラスチックを使ったポリマー・ハイブリッド構造部品の代わりになる。

 PWOによると、車がすべてEVに変わったとしても同社の総売上高は7%の影響しか受けない。これは同社が現在内燃エンジン車向けに製造する部品の売り上げに相当し、ほかはすべてEVにも通用する部品だという。現在の同社の主要製品には、電子制御装置のハウジング、モーターハウジング、エアバッグのアキュムレータ(蓄圧容器)、シート構造部品、コックピット・モジュール・キャリア、車体構造部品などがある。

http://www.ihssupplierinsight.com/news/5241161/pwo-to-increase-focus-on-e-mobility