Thursday, August 17, 2017 12:03 PM

ヒアの情報サービス、オラクルの車両管理システムに統合

 デジタル地図大手ヒア(HERE)の「オープン・ロケーション・プラットフォーム」がオラクル・トランスポーテーション・マネジメント・クラウド(以下OTM)の最新版に統合された。これで物流系企業は、輸送車両や物流をより効率的に管理できるようになるという。

 オープン・ロケーション・プラットフォームは、リアルタイムの道路情報と高精度の3次元デジタル地図を組み合わせた情報収集・配信サービス。ヒアのプレスリリースによると、同社のプラットフォームがOTMクラウドの地図表示、所在地の地理的座標への変換(ジオコーディング)、進路計画の可能性を拡大する。

 オラクルのOTMは、配送業者と物流サービス業者の両方に、供給網で進行中のすべての輸送状況を管理するための支援を提供する。企画、実行、輸送料支払いまでのすべての側面をカバーし、最適なサービスを提供できるようにし、費用対効果を改善する。

 ヒアは、マッピングやトラックルーティングといった位置関連の機能を持ったオラクル製品に対して、過去15年以上支援を提供している。同社によると、オラクルの最新版OTMクラウドの特筆すべき機能は、プランナーやディスパッチャーが物流プランを視覚として捉えられ、マップ上で配送を直接、調整できる点だという。

http://www.ihssupplierinsight.com/news/5241368/heres-open-location-platform-powers-latest-version-of-oracle-transportation-management-cloud