Wednesday, August 23, 2017 10:29 AM

メルケル、2020年までに100万台のEV達成を再確認

 メルケル独首相は、2020年までに100万台の電気自動車(EV)を導入するというドイツの目標を再確認した、ロイターが報じた。

 メルケルは必要な努力をスピードアップすると約束し、駐車場に充分な充電インフラストラクチャを構築し、設置し、充電用の場所としてはランプポストを使用する必要があると付け加えた。

 今年5月、メルケルは、100万台のEV目標を達成することは不可能であると認めたと伝えられていた。メルケルは5月に行った発言が誤解され、電化目標を放棄したという印象を与えたとし、EV採用がスマートフォンの例を挙げて「急に指数関数的に離れる」ことを期待すると述べた。

 独政府は現在、バッテリー電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)の購入にそれぞれ4000ユーロと3000ユーロのインセンティブを提供しているが、当初期待されていたような影響を与えていない。EV充電インフラの拡大に2017年から2020年の間に3億ユーロを投資することにしている。

また、都市交通インフラを改善するための基金に5億ユーロを拠出することにしている。