Tuesday, August 29, 2017 11:29 AM

プロテラ、ローリー・ダーラム空港に電動バス4台納入

 電気バス製造のプロテラ(Proterra、カリフォルニア州)は、ノースカロライナ州のローリー・ダーラム国際空港に4台の電動バスを納入する。

 プレスリリースによると、同社はバッテリー電源の「キャタリストE2」電動バス4台を付属の充電設備とともに納入する。同社のライアン・ポプルCEOは「北米の空港にゼロ排ガスのバスを導入することは、同社の将来の成長を支える戦略だ」と話している。

 プロテラにとってローリー・ダーラム空港は空港としては初の顧客。ノースカロライナでも、空港内の移動バスではプロテラ製バスが初めての電動車となる。プロテラは国内のさまざまな交通機関から電動バスを受注している。

 高まる需要に応えるため、同社は最近ロサンゼルスに新しい電動バス工場を開設した。敷地が10万平方フィート、年間生産台数は400台。従業員は60人で、2018年末まで100人に増やす計画だ。

 同社は17年6月、BMWグループの投資部門「BMWアイベンチャーズ(BMW i Ventures)」から5500万ドルの出資を受けた。これで生産能力がさらに強化されることになる。

http://www.ihssupplierinsight.com/news/5241537/proterra-to-supply-four-all-electric-buses-to-raleigh-durham-airport-in-us