Wednesday, September 13, 2017 1:21 PM
インテル、ドローン向け先進技術開発に注力
インテル(Intel)は、無人飛行機(ドローン)業界向けに複数の関連技術を発表し、ドローン向け技術革新に注力する方針をあらためて明示した。
コマーシャルUAVニュースによると、インテルが発表した銀技術の一つは、フランス企業デラア(Delair)と共同開発したデータ分析ソリューション「インテル・インサイト・プラットフォーム(Intel Insight Platform)」だ。
同プラットフォームは、クラウド電算環境で稼働し、計測によって二次元および三次元モデルを構築し、ドローンが集めたデータを分析する。インテルはその用途として、建設現場や鉱山、精密農業、天然資源探査を想定している。
一方、インテルは、リアルセンス(RealSense)技術を向上させ、操縦士を補佐する飛行操作機能を強化した。リアルセンス技術を採用したドローンは、リアルセンスの検知機能によって障害物を自動的によけて飛ぶことが可能となる。
インテルは今回、自社製ドローン「ファルコン(Falcon)8+」を使った調査目的での使用によって新技術の有効性を実演した。実演では、リアルセンスが検査対象との距離を一定に保ちながら正確なデータを収集した。
また、インテルが開発した制御ソフトウェア「ミッション・コントロール」を使うことで、完全自動操縦が可能なことも実演された。
インテルは、カリフォルニア州メンロー・パーク消防署との協業によって、緊急時におけるドローン活用を試験する方針だ。
【https://www.expouav.com/news/latest/intel-insight-commercial-drone-industry/】