Thursday, November 02, 2017 1:18 PM
富士通テン、社名をデンソーテンに変更
カーエレクトロニクスメーカーの富士通テンは、11月1日付けで資本構成および社名、役員人事を変更した。デンソーの子会社化に基づき実施された。新社名は「株式会社デンソーテン」(英文表記:DENSO TEN Limited)。
同社は、1920年に創立した川西機械製作所に始まり、1949年に設立した神戸工業を前身としている。1968年に富士通と合併した後、1972年に富士通のラジオ部門が分離・独立して富士通テンとして設立した。
近年は、「単体製品のサプライヤー」から「つながる車載情報機器・サービスを提供・提案するシステムサプライヤー」への変革を目指し、Vehicle-ICT事業を強化している。
今後は、デンソーグループの一員として、車載ECU(Electronic Control Unit:電子制御装置)やミリ波レーダー、高度運転支援・自動運転技術および電子基盤技術などの開発をより一層強化していく。
デンソーテンの概要
本社所在地:兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号
設立年月:1972年10月25日
資本金:53億円
決算期:毎年3月31日
従業員数:2943名(連結:1万238名)※2017年3月末
事業内容:インフォテインメント機器およびオートモーティブエレクトロニクス機器の開発・製造・販売
売上高:2488億円(連結:3836億円)※2017年3月期