Friday, November 10, 2017 11:34 AM

オルトラン、衝突安全センターをミシガンに開設

 フランスのエンジニアリングおよび研究開発コンサルティング大手オルトラン・テクノロジーズ(Altran Technologies)は、ミシガン州デトロイト郊外ウィクソムに衝突時の車両安全技術研究所(パッシブセーフティ・センター)を総工費300万ドルで開設した。

 オートモーティブ・ニュースによると、歩行者保護、フリーモーション・ヘッドフォーム、エアバッグなどの衝突安全機能に関する試験が行われる。業界の検査基準に適合するためのエンジニアリングサービスを提供すると同時に、コンプライアンスを確実にするための試験を開発する。安全なコースでテスト走行も行う。

 北米オルトランのロバート・バターCEOは、ゆくゆくはサービスを西海岸に広げて「シリコンバレーと次世代自動車の成長を考慮したい」と述べた。

 バター氏によると、自動車業界はオルトランの収入の約20%を占め、ホンダ、フォード、FCA USを顧客に持つ。ほかに航空宇宙、防衛、エネルギー、金融、ライフサイエンス、鉄道、通信会社とも取り引きし、20カ国以上に3万人以上の従業員を持つ。米市場からの収入は約2億3000万ドル。