Monday, November 27, 2017 11:22 AM

AGMマリーン、マサチューセッツに波力発電の試験場

 海洋エネルギー施設建造大手のAGMマリーン(マサチューセッツ州拠点)は、米ニューイングランド(米国の北東部地域)の海洋再生可能エネルギー協力団体(MRECo=Marine Renewable Energy Collaborative)から波力発電試験場(BTTS=Bourne tidal test site)の設置を受注した。同事業では、洋上風力タービン群が波力発電設備に取り付けられた設計が試験される。設置場所は、マサチューセッツ州コッド岬にある米陸軍技術工学試験場。同試験場には運河があり、その運河を使って波力発電システムが試験される。試験設備はすでに設置され、データの収集や解析処理、転送システムがこれから実装される。再生可能エネルギー技術は昨今、太陽光+蓄電をはじめ、風力+蓄電、太陽光+風力+蓄電といった複合システムに進化している。MRECoの事業は、その動きが波力にも波及し始めたことを明示する。

https://www.renewableenergymagazine.com/ocean_energy/tidal-energy-test-site-installed-in-the-20171123