Monday, December 04, 2017 9:40 AM

GM、カナダ工場でレイオフ〜乗用車販売不振のあおり

 GMは、北米の乗用車販売の不振に対処するため、カナダ・オンタリオ州のオシャワ組立工場でレイオフ(一時解雇)を行う。

 オートモーティブ・ニュースによると、GMカナダは工場の従業員はすでにレイオフの通知を受けたと話したが、時期と人数については明らかにしていない。同工場は「シボレー・インパラ」と「キャデラックXTS」を生産している。

 かつてSUV「シボレー・エクイノックス」を製造したラインは、トラックの組み立てに再利用される予定 だが、モデルは生産が始まる2018年1月までは明らかにされない。

 レイオフは、北米、特に米国でクロスオーバとピックアップ・トラックの人気に押されて乗用車の需要が低下したことが主な理由。

 1〜10月の乗用車販売台数は、米国が前年同期比11%減の515万台、カナダは2.7%減の56万4368台となっている。XTSの米販売台数は20%減の1万3113台、インパラは27%減の5万8306台。

 GMの11月米新車販売は、乗用車販売の大幅な減少で2.9%減となり、カナダ販売は17%減少した。