Thursday, December 07, 2017 10:48 AM
パーコペディア、トヨタ車に駐車場情報提供へ
英国拠点の駐車場情報サービス大手パーコペディア(Parkopedia)は、2018年初めからトヨタ自動車の車載マルチメディア・システム「トヨタ・エンチューン(Toyota Entune)」と「レクサス・エンフォーム・アップ・スイーツ(Lexus Enform App Suites)」を通して、トヨタ車に駐車場情報を提供する。
パーコペディアのプレスリリースによると、トヨタ向けのサービスでは、2000万カ所を超える米国内の駐車場情報(路上の駐車スペースは含まず)を基に、施設や駐車区画の名称、営業時間、駐車料金といった情報を提供し、ユーザーが選んだ目的地に最も近く便利な駐車場を見つける手助けをする。
トヨタ・コネクテッド・テクノロジーズ部門(本部テキサス州)のスティーブ・バスラ氏は「マルチメディア情報と技術革新の急激な成長が私たちの働き方や生活の仕方を変え続けている。パーコペディアとの提携によってトヨタ・エンチューンとレクサス・エンフォーム・アップ・スイーツのサービスを拡張し、駐車場情報を提供することはドライバー体験の向上につながる」と話している。
パーコペディアは現在、75カ国の6000都市で6000万カ所の駐車スペースに関する具体的な情報を提供しており、30カ国の5000を超える都市では空き状況の即時提供を行っている。自動車業界ではBMW、フォード、GM、ジャガー・ランドローバー、PSA、トヨタ、フォルクスワーゲン、ボルボ・カーズなどを顧客に持つ。