Monday, January 08, 2018 10:44 AM

車両登録の年間枠削減へ〜北京市、1/3減の10万台に

 新華社通信によると、北京市政府は、2018年から車両の新規登録数の上限を10万台に減らすと発表した。以前の15万台から3分の1少なくなる。大気汚染や自動車による交通渋滞の軽減が目的で、10万台のうち60%は新エネルギー車両にする。

 17年12月現在、北京市の電気自動車(EV)の登録数は累計で13万7800台。市当局は20年末までにすべての車の登録数を630万台前後にしたいと考えている。

 北京市では車両のライセンスプレートの新規取得は抽選方式になっている。10年から16年まで、市内の自動車台数は年平均3.23%で増加したが、市内の道路は年に0.66%ずつしか伸びなかった。

 北京市はまた、渋滞対策として公共交通機関の整備に投資している。20年までには北京の地下鉄路線は延長距離が900キロまで伸びる予定だ。