Monday, January 22, 2018 9:44 AM

スプリント、コックスと業務提携

 スプリント(Sprint)とコックス・コミュニケーションズ(Cox)は、特許訴訟で和解案に合意したことを受けて、複数年の業務提携契約を結んだ。

 カンザス・シティー・ビジネス・ジャーナル紙によると、スプリントは同提携のも

と、コックスが運用する広帯域接続基幹設備にアクセスして、まずはスプリントの通信網の強化を図るほか、ほかの接続サービスにも活用範囲を広げる計画だ。

 スプリントの親会社ソフトバンクは、米携帯電話サービス業界3位のTモバイルと同4位のスプリントを合併させることを2回試みたが、初回には、米司法省独禁法局と連邦通信委員会の反対によって断念し、2回目では、Tモバイルの親会社ドイツ・テレコムとの条件闘争が座礁して交渉決裂に終わった。

 スプリントはそのため、独自での経営再建と競争力強化のために、ケーブル業界企業との提携による通信網およびサービス網の拡充に注力している。

 【https://www.bizjournals.com/kansascity/news/2018/01/18/sprint-patent-settlement-cox-network-buildout.html