Wednesday, November 21, 2018 8:44 AM

コンチネンタルの純利益は14.1%減

 コンチネンタル純利益は前年同期比14.1%減の6億2600万ユーロ、売上高は0.9%増の108億ユーロだった。

 自動車グループの売上高は、64億ユーロと、1%増加した。シャシー&セーフティ部門は22億ユーロで2.6%減少したが、パワートレイン部門は18億ユーロとわずかに改善した。内装部門は23億ユーロと、3.6%増加した。ゴム(タイヤ)部門は、44億ユーロと、0.7%改善した。全体的に、欧州や中国での弱い自動車販売の状況を反映した。

 ハイブリッド車やEV技術開発の高コストなどにより、利益水準も低迷した。

 第三四半期に、コンチネンタルは、主要組織の再編に取り組んだ。ホールディング会社を作り、傘下にコンチネンタルオートモーティブ、コンチネンタルゴム、およびパワートレインの3つの事業部門を設立する。2020年初めから、監査役会の承認を得た後、正式に有効になる。

 さらにコンチネンタルは、パワートレイン事業を、19年始めに独立した法人として分離する。