Monday, September 12, 2016 10:11 AM

米スプリンクラー、ラインと提携〜消費者への訴求機会を顧客企業に提供

 もっとも包括的な大企業向けソーシャル技術を提供する米スプリンクラー(Sprinklr)は11日、韓国インターネット大手ネイヴァーの日本子会社ライン(LINE)のモバイル・メッセージング・サービスに自社機能を統合することで合意したことを明らかにした。

 ラインは、日本国内で最大のモバイル・メッセージング・プラットフォームで、最近では日米同時に上場を果たし、世界展開をさらに積極化させる戦略を明示した。

 ラインには、ビジネス・コネクトという法人向けAPI(application programming interface)プラットフォームがあり、利用企業はそれによって、ライン利用者である消費者に訴求する手法を試すことができる。

 ビジネスワイヤーによると、スプリンクラーは、法人向けソーシャル機能をライン・ビジネス・コネクトに接続することで、スプリンクラーの顧客企業がライン利用者に訴求する機会を各社に提供する。

 ラインのIPOはいまのところ2016年最大。世界で月間2億2000万人がラインを使っている。テキスト・メッセージングのほか、無料電話やニュース、モバイル決済、ソーシャル・ゲーム、音楽再生といったサービスを提供している。

http://www.businesswire.com/news/home/20160906005834/en/Sprinklr-Announces-Integration-LINE-Business-Connect