Tuesday, October 29, 2019 10:07 AM

遠隔労働者向け高速無線スマートめがねを出荷へ

 拡張現実(augmented reality=AR)およびスマートめがねを提供するヴュージックス(Vuzix)は、モバイル接続機能を介して遠隔勤務を支援する製品に関してインシーゴー(Inseego)と提携した。

 PRニューズワイヤーによると、ヴュージックスは提携のもと、4Gと5Gの接続機能を遠隔勤務者たちにもたらす「スマートめがね遠隔労働者接続性バンドル(Smart Glasses Remote Worker Connectivity Bundle)」を2019年12月に米国で出荷する。

 同製品は、スプリント(Sprint)のキュリオシティーIoT(Curiosity IoT )接続網とインシーゴーのモバイル・ホットスポット・ルーター「マイファイ8000(MiFi 8000 )」を活用する。

 マイファイ8000は、LTEアドバンスト・プロ(LTE Advanced-Pro)およびキャリヤー集約(carrier aggregation)技術に対応しており、ピーク時でも高い伝送速度を実現する。また、複数の機器を接続して一日中使えるだけの電池容量を持つ。

 「インシーゴーの製品群によって、遠隔勤務を導入している企業が抱えている接続性の課題が解決される」「LTE(4G)アドバンスト・プロや5Gの接続で顧客体験を高める製品を開発できる」と、ヴュージックスのポール・トラヴァース社長兼CEOは話した。

 一方、インシーゴーのアシシュ・シャーマ上席副社長は、「ヴュージックスとの提携によって、同社が世界各地に有する顧客会社に当社の4Gおよび5G製品を提供できるようになる」と述べた。

https://www.prnewswire.com/news-releases/vuzix-announced-collaboration-with-inseego-to-support-4g-and-5g-global-smart-glasses-remote-worker-connectivity-bundle-initiative-300944140.html