Wednesday, September 21, 2016 10:07 AM

流出した個人情報を検出して通知〜タービアム・ラブズ、新サービスを開始

 ボルチモア拠点のタービアム・ラブズ(Terbium Labs)は20日、闇サイトで取り引きされる盗難データを見つけるマッチライト(Matchlight)というサービスを公開した。

 マッチライトは、登録者の個人情報が闇サイトに出回っている場合にそれを見つけ出して登録者に通知することで、個人情報が悪用されることを防ぐ。

 コンピュータワールド誌によると、タービアムは現在、マッチライトの初公開にともなう販促の一環として、利用者一人あたり5つまでの個人情報を無料で追跡監視するサービスを開始した。

 利用者は、自分の電子メール住所や電話番号、社会保障番号を単一の個人情報記録としてマッチライトに登録すると、それらのいずれかの情報がインターネット上に出回っている場合にマッチライトがそれが検知して、登録者(利用者)に自動通知する。

 タービアムは、マッチライトに登録される個人情報をそのままのかたちでは保存せず、登録者のブラウザー上だけで可能となるアルゴリズムを介してそれぞれの個人データに「指紋」をつくって保存することで、情報保護を徹底する。

http://www.computerworld.com/article/3122261/security/this-tool-sends-alerts-when-your-data-is-leaked.html?google_editors_picks=true