Monday, October 17, 2016 2:59 PM
プラグインハイブリッドの技術は〜長期的には廃れるとVWが報告
VWはハイブリッドの技術は長期的には廃れ、電化によるパワートレインに取って替わられるとの予測を発表した。
オンラインメディアのカーアドバイスによると、「プラグインハイブリッドのPHEVは2種類のエンジンを必要としており、長期的に見た場合にはいずれ役目を終えるはずだ」とVWの役員は語った。「当社が目指すのはオール電化による航続可能距離460キロだ」
電池の価格が下がり、容量が増大していることで、プラグインハイブリッドから純粋な電気自動車への移行が進むと予測している。VWは、主要都市圏内における150キロごとの充電ステーションの配置と20分から30分で充電が完了する迅速な充電システムが必要だと述べている。
VWは変化に向けて準備に取り掛かっており、I.D.と言う名称のEVのコンセプトカーを2020年までに生産開始する。I.D.は125kW/170PSの電動モーターで動き、航続可能距離は400キロから600キロ。VWは2025年までに30種類の電気自動車を発売する予定で、毎年、電気自動車を200万から300万台売り上げることを目標としている。水素燃料電池の技術が重要な役目を担い始めている。アウディを通じて、H-tronクアトロ水素燃料電池コンセプトをすでに披露している。同タイプの航続可能距離は最高600キロとなっている。