Thursday, May 05, 2022 7:00 AM

トヨタ、米EV税控除適用の上限に近づく〜GMとテスラに続き3社目

 トヨタが米国のハイブリッド車・電気自動車(EV)税額控除適用の上限に近づいていると、ブルームバーグが報じた。現行法は電気を動力とする車の買い手に、メーカー1社につき累計20万台まで7500ドルの税控除を提供する。

 特に、トヨタのプラグインハイブリッド車(PHV)に対する需要が着実に伸びている。ブルームバーグによると、21年末時点でのトヨタの累計適格車販売は18万3000台。トヨタは今年第1四半期のPHVとEVの販売台数が計8421台だった。

 トヨタは、テスラとGMに続き、第2四半期中には、上限に達する3社目の自動車メーカーとなる。

 バイデン政権は、米国の労働組合のある工場で製造したEV向けに税控除を4500ドル上乗せする取り組みを行うとしている。トヨタはテスラと共に強く反対し、GMとフォード、ステランティスは支持している。