Thursday, June 06, 2024 7:15 AM

傷が早く治る、次世代ばんそうこう〜医師との通信も可能に

 医師が遠隔操作で患者の傷を監視でき、傷跡が残りにくく、光や電気で治りを早めることができる新世代ばんそうこう「スマート・バンデージ」の開発が進行している。

◇傷の治りを検知

 ウォールストリート・ジャーナルによると、スマート・バンデージは急成長するウェアラブル(装着型)技術の一つで、より高度なマイクロシステムや柔軟なエレクトロニクスを活用する。

 国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)も、2019年に発表した傷の治りを助けるバイオエレクトロニクス開発のための資金(5500万ドル)で開発を後押ししており、今や医療品の展示会場はスマート・バンデージの試作品であふれている。

 プロトタイプの多くは、傷の治り具合を検知し、その情報を医師に無線送信できる小型電子機器を搭載しており、医師が遠隔操作で治療を施せるものもある。単純な切り傷やすり傷ならこれほど高度な技術は必要ないだろうが、病院での治療が必要なひどい傷や自宅で手当する慢性的な傷では、命を救う可能性がある。

 新技術の多くは初期段階で、動物実験や人体実験中のものもあれば、まだ研究段階のものもある。