Thursday, April 23, 2026 6:55 AM

ホースパワートレイン、EVをHVに変える新製品発表

 仏ルノーと中国・吉利集団(ジーリー)の合弁会社ホース・パワートレイン(ロンドン拠点)は、EVのハイブリッド化を可能にする新しいオールインワン・パワートレイン「X-Range C15ダイレクトドライブ」を、24日に開幕する北京オートショー2026で発表する。

 ビジネスワイヤーによると、X-Range C15は、4気筒エンジン、トランスミッション、パワーエレクトロニクス、電動モーターを薄型で超コンパクトな単一ハウジングに統合した。EVのリアサブフレームに搭載する設計になっており、二重アイソレーション構造でNVH(騒音・振動・ハーシュネス)性能を最適化できる。

 自動車メーカーは、既存のEVプラットフォームの後部電動ドライブユニットをホースのユニットと置き換えることで、車両設計や生産環境に大きな変更を加えることなくHV、PHV、REEV(航続距離延長装置付きEV)といった各種電動モデルを共通プラットフォーム上で展開できるようになる。

 X-Range C15を構成する1.5リッターエンジンは、低出力用途向けの自然吸気と大型車向けターボ仕様に対応し、自然吸気仕様は最大出力が70キロワット(kW)、ターボ仕様は120kW。2個のモーターはP1+P3構成で配置され、一つはエンジンのクランクシャフト端に、もう一つはトランスミッションの出力軸に組み込まれる。

 ホース・パワートレインのX-Rangeラインは、EVプラットフォームにハイブリッド機能を付加するツールキットシリーズ。既存製品には前部電動ドライブユニットを置き換える「HORSE F15」や、レンジエクステンダー(航続距離延長装置)として機能する「HORSE C15」などがある。