Wednesday, October 21, 2026 7:06 AM

GM、レアアースの中国依存脱却で大きな節目

 GMは、EV用モーターに不可欠なレアアース磁石を中国に大きく依存する調達体制からの脱却を進めており、5年以上にわたる取り組みで大きな節目を迎えている。

◇コロナ禍で調達戦略見直し

 オートモーティブ・ニュースによると、取り組みの中心となっているのは、米国のレアアース企業MPマテリアルズとの提携だ。GMはテキサス州フォートワースにある同社の「インディペンデンス」磁石工場から初めての製品を受け取る段階に入っている。25万平方フィートのこの工場は、中国の支配的地位に挑戦する西半球最大の取り組みを象徴するものとなっている。

 MPマテリアルズとの提携は、新型コロナ禍とそれに続いた半導体不足による混乱がきっかけだった。GMはこの時期に重要部品の調達方法を見直した。作る場所で材料を調達すれば、地域ごとのサプライチェーンをより強く管理でき、外部要因による供給途絶や地政学的リスクを抑えられるという考え方で、米国が何十年にもわたりほぼ全面的に海外に依存してきたレアアースのサプライチェーン国内化に着手した。