Monday, October 26, 2026 7:24 AM
ホンダ、リスケールとの提携拡大
AI時代のデジタルエンジニアリング・プラットフォームを提供するリスケール(Rescale、カリフォルニア州)は、ホンダと複数年契約を結び、デジタルエンジニアリング変革を支援する。
ホンダはリスケールのプラットフォーム利用を広げ、シミュレーションの処理能力を増強すると同時にエンジニアリング・プロセスを刷新し、次世代車両の開発を支える技術基盤を強化する。
ホンダは、次世代車両の開発要件を満たすにはエンジニアリング環境を進化させる必要があると認識し、物理シミュレーション、エンジニアリングから製品開発に至る各分野で、技術進歩に対応する。
提携拡大に際し、両社は共同でベンチマーク検証プロセスを策定した。これを基に、各チームは組織全体への導入を広げ、次世代エンジニアリング環境の可能性を引き出す取り組みを始める。
リスケールのプラットフォームは、高性能計算(HPC)、高度なモデリングとシミュレーション、AIエージェントによる業務の自動化、AIを活用した物理モデリング…を単一のクラウドネイティブ環境に統合している。開発チームは必要に応じてこのプラットフォームを活用し、シミュレーション処理規模を拡大、複数段階にわたる複雑な業務を自動化する。また、自社のシミュレーションデータで学習させたサロゲートモデルを用いて、設計の工程を短縮し、数千もの候補をリアルタイムで反復検証する。
自動車業界にとって、処理規模の拡大、自動化、AIによる設計探索の高速化という組み合わせは、エンジニアリングを根本から変えそうだ。