Wednesday, November 02, 2016 10:53 AM

EVのベンチャー、NextEVがシリコンバレーにオフィス開設

 電気自動車と自動運転車のベンチャー、NextEVが、サンノゼに事務所を開設した。

 フォーチュンによると、働くのは、ソフトウェア、人工知能、機械学習に携わるエンジニアや開発担当者で、250名が雇用されており、さらに数百名が新規に採用される。同社は上海、北京、香港、ロンドン、ミュンヘンに事務所を置いている。

 同社は中国資本で、シリコンバレーに拠点を置き、ソフトウェアの人材を取り込むのが狙い。

 中国の投資家に支援されているEVのベンチャー企業には、LeEcoとAtievaがあり、ともにシリコンバレーに事務所を置いている。NextEVは他の市場に先駆けて中国でEVを発売し、その後、事業を拡大していく計画だ。

 4月には、同社と南京市政府が、中国の南京経済技術開発地域内で高性能自動車と電気モジュールを開発、製造する工場を4億6200万ドルかけて建設する提携に合意した。自動運転車も開発しており、カリフォルニアの路上で自動運転車を試験する18社の内の1社にも選ばれている。