Saturday, July 02, 2016 7:26 AM
米軍撤退「世界危機招く」 民主綱領、トランプ氏批判
米民主党は1日、大統領選の候補を正式決定する7月下旬の党大会で採択、事実上の公約となる綱領の原案を発表した。共和党の候補指名が確定した実業家トランプ氏が、在日、在韓米軍の撤退に言及していることについて「一貫性がない主張で、新たな世界的危機を招く」と批判、強固な同盟関係の維持を掲げた。
原案は、トランプ氏が日韓との同盟関係を破棄し、両国の核保有を容認する発言を繰り返していることを問題視。その上で「米国と同盟国を守り、中国に対して北朝鮮を抑えるよう強く要求する」と明記し、トランプ氏との違いを強調した。
トランプ氏がイスラム教徒排斥論を展開している点に関しても「同盟国を遠ざけ、過激派を助長する」と指摘し「トランプ氏ほど米国の最高司令官に不適格な人物はいない」とした。（共同）
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