Wednesday, August 26, 2026 7:14 AM

アプテラ、太陽電池式EV生産へ

 アプテラ(カリフォルニア州)は太陽電池式EVの生産準備を始めた。

 インサイドEVsによると、すでに最初の40台分のボディー、フレーム、サスペンション部品を発注しており、10月以降に順次納入される。太陽電池セルも100台分の在庫を確保している。その他の重要部品は依然として調達が必要で、認可の取得も残っており、納車時期は未定。

 同社はこの1年間、資金調達を進めながら認証取得に必要な検証車両の製作やサービスネットワークの構築に取り組んできた。量産に近づいているが、仮に40台を製造できたとしても5万台に上る予約残から見ればごくわずかで、長期的な事業の成否は十分な追加資金の確保や生産能力を拡大できるかにかかっている。

 アプテラの車両は三輪車で、連邦法上はオートバイとして扱われるため、規制上の手続きは四輪乗用車より容易という利点もある。同社は三輪車をまず前輪駆動(FWD)の1グレードで発売する。1基のモーターで二つの前輪を駆動し、0-60mph加速は6秒未満をうたっている。その後、全輪駆動(AWD)モデルを投入し、後部の1輪を駆動するモーターを追加して、0〜60mph加速を4秒未満に短縮する。

 発売当初のモデルには44kWhのバッテリーを搭載して、航続距離400マイルを目指し、将来は、250マイル、600マイル、1000マイルの仕様もラインアップに加える。ベースモデルは、ルーフ、ボンネット、ダッシュボード部分を小型のソーラーパネルで覆い、理想的な条件下では1日最大22マイルを太陽光発電で補う。フル仕様ではリアハッチ全面に4枚目のソーラーパネルを追加して、1日最大40マイル相当の電力を得るようになる。