Tuesday, July 05, 2016 11:14 AM

IBM、BPAプラスチックの再生利用法を開発

 IBMの研究班は、有害物質のビスフェノールA(BPA)を含むプラスチックの再生利用方法を開発した。CDやスマートフォンを製造するのに使われるポリカーボネート樹脂は、世界中で年間270万トン前後が生産されている。ポリカーボネートからは時間の経過とともにBPAが溶け出す。米環境保護庁(EPA)は、乳児用ボトルや子ども向けカップにBPAの使用を禁じている。開発されたのは、ポリカーボネートを安全な樹脂に変換できる1工程の新しい処理方法で、研究班は、古いCDにフッ化物とベーキング・パウダーに似た基剤、および熱を加えて、新しい樹脂を作ることに成功した。

http://www.environmentalleader.com/2016/06/29/ibm-researchers-develop-new-plastics-recycling-process/