Friday, January 06, 2017 12:21 PM

グーグル、ARによる購入機能をBMWとギャップに提供

 グーグル(Google)は4日、仮想現実(VR)または拡張現実(AR)技術を応用した商品仮想体験機能の実用化に向けて、BMWならびに米アパレル大手ギャップ(Gap)と提携した。

 ビジネス・タイムズ誌によると、グーグルは、立体スキャニング・サービス事業のタンゴ(Tango)をBMWとギャップに提供し、消費者が家にいながらにして、興味ある製品を仮想体験できるようにする。

 グーグルは、スマートフォンのデジタル・カメラや検知器を使ってデジタル・イメージを現実世界に重ね合わせる拡張現実技術を応用した専用アプリケーションを開発する。

 BMWとギャップは、消費者が買いたいと思っている製品を同アプリケーションによって現実世界に写し出せるようにする。利用者はそれを使うことで、たとえば、好みの仕様に変更したBMW車のデジタル・イメージを自宅駐車場や車道に配置してみたり、好きな服を自分の写真に重ねてスマートフォン画面に表示できる。

http://www.businesstimes.com.sg/technology/google-moves-into-augmented-reality-shopping-with-bmw-gap