Friday, February 17, 2017 10:02 AM

ジョンソンコントロールズ〜米国工場の拡張に5000万ドル投資

 ジョンソンコントロールズ(JC)は、米国内の8カ所の工場の生産能力拡大に5000万ドルを投資する。

 ミルウォーキー・ビジネスジャーナルによると、パワーソリューション部門に割り当てられた4億5000万ドルの資金の一部。

 今回の投資により、2017年中に米国内でのバッテリー生産量を1000万個にする。「昨年は、米国の入れ替え式のバッテリーの市場の成長率は8%だった。バッテリーの需要は、より安全で便利な機能が求められているため、増大している」とコメントしている。

 JCは、2016年にシートと内装以外の自動車関連事業を分社化し、アディエントという名称で独立させた。バッテリー事業はJC内に残した。バッテリーの需要増に後押しされて、オハイオ州トレド工場では、AGMバッテリーの生産量を倍にするために1億ドルを投資しようとしている。また、中国での4カ所目のバッテリー工場の建設に2億ドルを投資する計画だ。山東省浜州工場は、年間750万個のバッテリーの生産能力を有し、自動車メーカーとアフターマーケット市場の両方の顧客に供給を行う。