Wednesday, March 01, 2017 10:05 AM

米国で300人以上を解雇へ〜ヤンフェン・オートモーティブインテリア

 ヤンフェン・オートモーティブとアディエントとのジョイントベンチャーであるヤンフェン・オートモーティブインテリア(YFAI)は、ミシガン州モンロー工場の従業員を300人以上削減する。

 クレインズ・デトロイトビジネスによると、インテリア装置の生産に従事している給料制の9人と時給制の312人が含まれる。理由について「自動車メーカーの車両生産の移転に伴い、モンロー工場での作業がなくなるため」だと、コミュニケーション担当の幹部が述べている。

 YFAI の発注先だったFCAがジープ・グランドチェロキーの生産をオハイオからイリノイに移すのに対応した解雇となる。YFAIは、FCAのイリノイ工場へのジープ・グランドチェロキーの部品供給を継続させるために、イリノイ州ベルヴェデーレに新しい工場を建設している。新工場に2810万ドルを投資しており、年内に稼働開始する際には新規雇用を400人分創出する予定だ。

 YFAIはミシガン州ノバイに新規の技術センターと本社社屋を、840万ドルかけて新築する。ミシガン州政府から60名の新規雇用の創出を含む投資計画に対して60万ドルの助成金を受け取っている。