Monday, March 06, 2017 10:04 AM

米空軍とハワイ州、真珠湾基地にマイクログリッド研究所を開設へ

 米軍基地の電力需要に応えることを目的とした再生可能エネルギーのマイクログリッド研究所がオアフ島(ハワイ州)の真珠湾(パール・ハーバー)に建設される。同研究所は、パシフィック・エネルギー・アシュアランス&レジリエンシー・ラボラトリー(Pacific Energy Assurance and Resiliency Laboratory)、頭文字を取ってパール(PEARL)と呼ばれる。パールは、研究者らが再生可能エネルギーの発電、蓄電、制御の技術を評価する目的で使われる。水素燃料電池や廃棄物ガス化発電、風力タービン、蓄電池、太陽光発電システムといった技術を実演するほか、サイバーセキュリティーも研究対象にする。空軍は昨今、マイクログリッド技術を重視するようになっている。パールのようなマイクログリッドは、非常事態時にも信頼性の高いエネルギー供給体制を確立すると同時に、化石燃料の使用と廃棄物の排出を削減するという空軍の全般的目標に沿っている、と空軍は話している。

http://www.energymanagertoday.com/pearl-harbor-usaf-hcatt-test-microgrids-military-needs-0167803/