Friday, April 28, 2017 10:14 AM

世界最大のインテリジェント送電網が日本で実現

 スマート送電網およびスマート・メーターの世界大手ランディス+ギア(Landis+Gyr、スイス拠点)は27日、東京電力から受注した送電網近代化事業において、先進メーターおよび関連機器類の実装が1000万台に達し、世界最大級の送電網向けモノのインターネット(IoT=Internet of Things)接続網につながったことを明らかにした。

 ランディス+ギアによると、同事業は電力業界における先進メーターの実装規模とそのIoT化について世界最先端を実現した。同事業は現在も進行中で、2020年に完了する見通し。

 PRニューズワイヤーによると、ランディス+ギアは、IPv6の複数技術規格接続網を構築し、RFメッシュとG3 PLC、そして携帯電話通信網を使ってスマート送電網と消費者機器をつなげ、ワイサン(Wi-SUN=Wireless Smart Utility Network)対応の接続性を実現した。

 スイス拠点のランディス+ギアは東芝の子会社で、経営危機に直面している東芝の財務再建と組織再編策の一環として、売却される可能性がある。

https://finance.yahoo.com/news/worlds-largest-intelligent-grid-deployment-123000029.html