Friday, June 09, 2017 12:28 PM

加州、電気バスやインフラ整備に950万ドル

 カリフォルニア州は、950万ドルを投じてサンホアキンバレー南部の都市ポータービルに電気バス10台と充電施設を導入する。

 州大気資源局(CARB)のプレスリリースによると、資金はカリフォルニア・クライメート・インベストメンツ(CCI)の二酸化炭素(CO2)排出権取引制度(キャップ・アンド・トレード)で賄う。さらに電気バス製造のグリーンパワー・モーター、サンホアキンバレー大気管理区、電力大手サザンカリフォルニアエジソンといった提携企業・団体が、現金や現物支給で計700万ドル以上を提供する。

 バス電化事業には、電気バスのほか充電所と主電源となるソーラーパネルの設置が含まれる。電気バスはグリーンパワーが生産し、2018年初めには引き渡される予定。サザンカリフォルニアエジソンの充電ネットワークは、ポータービル、イーストポーターヴィル、ストラスモア、ツールリバー・インディアン居住区の生活が不便な地域を走る9つのバス路線に対応する。

 CARBの幹部アレックス・シェリフス氏は「この事業は気候変動対策への州の約束を完全に遂行するだけでなく、サンホアキンバレーの若者に雇用や現場での労働訓練を提供する」と見ている。CCIは、CO2の排出削減につながる分野に投資する州の制度で、特に生活が不便な地域の経済、公衆衛生の強化や、各種業界の環境技術への投資促進も目指している。

 CARBは、CO2排出量削減事業に投資を続けており、25年までに州内で販売される乗用車と軽量トラック向けのCO2基準導入や排ガスゼロ車(ZEV)普及事業を進めている。