Monday, July 10, 2017 10:52 AM

太陽光と風力、G20諸国でもっとも安い発電源に

 G20諸国の約半数の国では、太陽光や風力といった再生可能エネルギー電力コストが、従来の化石燃料や原発と同等もしくは安くなっていることがグリーンピースの調べでわかった。国連環境計画とブルームバーグによると、太陽光と風力の均等化発電原価(levelized cost of electricity=LCOE)は2017年に17%も低下し、オンショア風力では18%の低下、オフショア風力では28%の大幅低下を記録した。グリーンピースの報告書では、G20諸国における2015〜2030年の均等化発電原価を算出したところ、大半の欧州諸国と南米、米国、中国、オーストラリアでは2015年の風力発電の均等化発電原価がもっとも低コストの発電源となり、2030年の予想では、ほとんどのG20諸国の太陽光がもっとも安い発電源になる見込みだ。

https://cleantechnica.com/2017/07/07/renewable-energy-soon-cheapest-form-electricity-g20-countries-greenpeace/