Wednesday, July 19, 2017 9:59 AM

クラウドHPTの被災時復旧サービスが台頭

 新興企業のクラウドHPT(CloudHPT)は、米調査会社ガートナーによる2017年版のディーラース(DRaaS=Disaster Recovery as a Service)分野での「もっとも先見の明のある(visionary)」プロバイダーの一つに選ばれた。

 クラウドHPTは、UAE拠点のマネージド・サービス・プロバイダー大手バイオス・ミドル・イースト(BIOS Middle East)のクラウド電算部門で、ガートナーの今回の評価で中東から唯一選ばれた。

 PRニューズワイヤーによると、被災時の電算環境修復(復旧および再構築)サービスは、自然災害やサイバー攻撃の脅威増大にともなって年々重視されており、技術革新や新興企業の台頭が著しい法人向け技術分野の一つだ。

 年中無休で監視しながら電算システムの被害を回避または最小限に抑え、被災時には迅速に復旧させるサービスは、世界中の多くの会社にとって保険のような存在となっている。

 また、そのクラウド版であるディーラースは、導入企業にとって初期投資が非常に小さいことから、世界的に市場が拡大している。

 クラウドHPTのディーラースは、データ喪失やクラウド・アプリケーション機能不全を防ぐと同時に各種の規則遵守を実行し、きわめて低い通信遅延性によって、顧客企業の手をわずらわせることがまったくない復旧ソリューションの完全管理型クラウド・サービスとして提供される。

 クラウドHPTは、シスコが中東向けに提供するクラウド・パワードという法人向けサービスの中東初の認定プロバイダー。

 クラウドHPTのディーラースは、先進的高性能技術(High Performance Technology=HPT)で運営される中東内最高水準のデータ・センター群でホストされている。

http://www.prnewswire.com/news-releases/gartner-names-cloudhpt-as-a-visionary-disaster-recovery-as-a-service-provider-633539423.html