Monday, June 20, 2016 10:53 AM

北京、アイフォーンを外観酷似で販売禁止〜地元メディア、「似ていない」

 中国北京市の知的財産局は17日、アップル(Apple)のアイフォーン6(iPhone 6)と同6プラスの外観がシンジェン・ベイリ(Shenzhen Baili)の機種に酷似していると判断し、北京市内でのアイフォーン6と6プラスの販売を禁止する命令をくだした。

 シンジェン・ベイリは深セン拠点のスマートフォン・メーカー。

 アップルは、同知財局の命令が不当だと主張し、知財裁判所に提訴した。アップルは、裁判所の判決が出るまで販売を継続できる。

 インベスターズ・ビジネス・デイリーによると、アイフォーンにとって中国市場はきわめて重要であるため、北京市内での販売禁止が確定すれば、アップルの業績は打撃を受けることになる。

 RBCキャピタルではそれを受けて、アップル株の標的価格を従来の120ドルから115ドルに引き下げた。

 シンジェン・ベイリは、アイフォーン6と6プラスの外観がシンジェン・ベイリ独自の機種にそっくりだと主張しているが、複数の地元メディアは、似ていないと報じている。

http://www.investors.com/news/technology/click/apple-stock-hit-with-second-price-target-cut-in-as-many-days/