Monday, October 23, 2017 11:19 AM

マグナ、華域汽車と合弁事業を展開

 マグナ・インターナショナル(ドン・ウォーカーCEO)は、中国の自動車部品メーカー華域汽車系統(Huayu Automotive Systems)と合弁事業を展開する。

 華域は上海汽車工業(SAICモーター)の子会社。オートモーティブ・ニュースによると、マグナと華域汽車は中国でドイツメーカー向けに電動パワートレイン・システムを生産する計画で、メーカー名は非公表。

 両社は市場開拓、研究開発(R&D)、高度な製造、主要部品供給の改善に取り組み、マグナは統合された電気駆動システム技術を中国に導入する。当面は中国市場向けの生産に集中する予定だ。

 マグナは、欧米で作られるEVやプラグインHVへの供給に関しては、構想から量産まですべての工程を手がけており、フォード向けにリチウムイオン電池、ボルボ向けに電動リアアクスルドライブを生産している。世界中に300以上の製造事業と、100件の商品開発、エンジニアリング、販売センターを持ち、2015年の売上高は321億ドルとオートモーティブ・ニュースの自動車サプライヤー上位100社では3位。