Tuesday, April 17, 2018 10:32 AM

ニコラの燃料電池トラック、予約金は80億ドル超

 電動トラック製造の新興企業ニコラ・モーター(Nikola Motor、本社ユタ州)はこのほどツイッターで、燃料電池のセミトラック「ニコラ・ワン」と「ニコラ・ツー」が手付金なしで予約できるようになったと発表した。

 同社はまた、これまで購入希望者から受け取った先行予約の手付金が総額で80億ドルを超えたことも明らかにした。今後60日以内に全額を返還する計画だという。

 予約客に手付金を全額返金するというニコラには、手付金を使わなくても営業を続けられる十分な資金があることになる。同社のツイッター投稿は「グレートニュース! すべての予約金を全額返納。予約の順番は変わりません。事業運営に顧客のお金を使わない。当社は創業以来、手付金を1ドルも使ったことがないという事実を皆さんに知っていただきたい」と書かれている。

 ニコラは2月、燃料電池セミトラックの工場をアリゾナ州バックアイに建設すると発表した。総工費は10億ドル、19年中に着工し、21年にトラック納入を開始する計画だ。バックアイの拠点は本社機能と研究開発(R&D)機能も兼ねており、同社は両機能を18年10月までに移す。

 16年12月に公表された長距離輸送用のニコラ・ワンは、出力300キロワット(kW)の水素燃料電池と容量320キロワット時(kWh)の電池パックを搭載する。燃料補給1回の航続距離は800〜1200キロ。17年には、航続距離800〜1600キロの短距離輸送用ニコラ・ツーを発表している。

http://supplierinsight.ihsmarkit.com/news/5244584/nikola-motor-claims-preorders-worth-usd8-billion-for-nikola-one-and-nikola-two-fuel-cell-semi-trucks