Wednesday, August 17, 2016 10:19 AM

マーリン・スティール、工場自動化に大型投資〜成形や溶接を大幅効率化

 マーリン・スティール(Marlin Steel)は15日、2014年以来最大となる工場自動化への投資計画を明らかにした。

 米ロボティック産業協会(RIA)によると、同社は最近にも、ワイヤーと金属板の成形および溶接を自動化するアルティマット(Ultimat)UMW-100という最新機械を導入したばかりで、工場自動化に継続的に注力している。

 自動化への投資計画の詳細については近い将来に明らかにされる見込み。

 アルティマットUMW-100は、中周波直流(medium-frequency direct current=MFDC)溶接を使って金属をすばやく接合するとともに、バリを効率的に最小限化する。

 マーリン・スティールはアルティマットUMW-100を導入することで、ワイヤー成形能力を大幅に向上させ、自動車や医療機器、製薬といった業界向けへの供給力を強化する。

 成形や溶接の機械は昔から導入されてきたが、ほぼすべての工程を自動化するシステムは数年前まで一部でしか採用されていない。マーリン・スティールでは、自動化によって生産性が大幅に上昇したことを受けて、自動化に引きつづき取り組む計画だ。

http://www.robotics.org/new-product-detail.cfm?content_id=6180