Tuesday, July 03, 2018 10:59 AM

PG&E、シリコン・バレーに蓄電池で給電か

 サンフランシスコ拠点の光熱サービス(電気とガス)大手PG&Eは、シリコン・バレーに給電するための天然ガス火力発電の代わりに、テスラ(Tesla)の蓄電システムを含む巨大なリチウムイオン電池群で給電することを提案している。

 ブルームバーグによると、PG&Eは、計567メガワットに上る4件の蓄電事業に関する承認をカリフォルニア州政府エネルギー委員会に申請している。シリコン・バレー向け電力を巨大蓄電システムでまかなう提案はそのうちの一つ。

 一般に、1メガワットは750世帯に給電できる容量に等しい。

 州政府機関のカリフォルニア光熱委員会は1月に、キャルパイン(Calpine)が所有する天然ガス発電施設による電力を、蓄電池を含む非化石燃料資源に移行させるようPG&Eに命令している。PG&Eが進める4件のリチウムイオン電池事業はそれを受けたものだ。

https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-06-29/silicon-valley-could-get-power-from-batteries-under-pg-e-plan