Friday, August 03, 2018 10:12 AM

35年にはEVの57%が中国で販売、富士経済予測

 市場調査の富士経済は、2035年までに世界の電気自動車(EV)販売の57%を中国が占めるという予想を発表した。

 グリーンカー・コングレスによると、17年は76万台だったEVの世界販売は、35年には1125万台と約15倍に増加し、うち642万台が中国で販売されると見込まれる。次に大きな市場は欧州で217万台(19.3%)、北米は136万台(12%)、日本は45万台(4%)となる見通し。

 またプラグイン・ハイブリッド車(PHV)の世界販売は17年の40万台から35年には1243万台と31倍以上に増えると予想され、これも最大市場は中国で465万台(37.4%)、欧州は381万台(30.7%)、北米は247万台(20%)、日本は約90万台(7.2%)となる見通し。

 一方、ハイブリッド車(HV)の販売は17年の2倍の420万台にとどまり、最大市場は日本の131万台(31.1%)で、北米の103万台(24.5%)、欧州の58万台(13.8%)、中国の51万台(12%)と続く見通しだ。

http://www.greencarcongress.com/2018/07/20180719-chinaev.html